部下との話
以前、部下の一人にやたら詰められたことがありました(優しい上司なので)。
- 「●●さん(僕)、何でそれを認めてくれないんですか?」
- 「●●さんが何をしたいのかわからない」
そもそも上司にそんなこと言うか・・・
それは横に置いたとして、この部下は部署の現状に「正すべきところ」があると感じているようで、それを声に出して言ってくれることはありがたい。
それなりの規模の部署を任されている中では、目の行き届かないところもある。それを知らせてくれると言う意味で大変貴重なんです。ありがたい。
一方で、その部下と話している中で少し違和感もあります。
「何で僕にばかり何かを求めて、『自分でできる範囲の何か』をしようとしないんだろう?」
と。
その部下が求めていることを「忠実に」実行することはできません。
僕の立場では他にもいろんなことに配慮する必要があり、「バランスを取る」ことも求められるからです。
部下はその判断を不満に思っているようですが、僕に言わせれば、(極論ですが)この状況で部下が採り得る選択肢は次の2つだけ。
- 判断を受け入れ、それ以外に自分のできることで「自分の思う方向」に少しでも進めるようにする
- 組織の階段を登り、権限を獲得し、自分のやりたいことをやる
それをせずに、「僕にばかり何かを求める」「現状が変わらないことの責任を全て僕に押し付ける」のはちょっと納得がいきません。(組織の長としては失格かもしれませんが👅)
政治の話
ニュースアプリを見ていると、岸田総理に対する不平不満のコメントを見ることが多々あります。
- 「財務省の言いなりで増税ばかりしている」
- 「もっと国民のための政治を」
別に「岸田さん以外の誰か」が総理をしててもその手のコメントは見られるでしょうし、それを書いている人たちの意見が「世間の総意」かと言うと、恐らくそうでもないでしょう。
ものすごいエネルギーを使って「コメントを書いている」んでしょうが、僕たち有権者の立場からすれば、この場合でも採れる選択肢は限られています。
- 選挙に行って「野党」を「与党」にする
- 自分で立候補して政治家になり、あるべき社会の実現に尽力する
- 自分にできる範囲のことをやって、少しでも自分の生活を良くする
政治家に対する不平不満のコメントを書いている人たちは「当然」選挙に行ってるんでしょうけど、「増税メガネ」みたいな敬意のかけらもないコメントは見るに耐えません。
なんで自分で立候補して、世の中を変えようとしないんですかね?
僕も岸田さんも、規模の違いこそあれ組織(国)を預かっている以上、「みんな」のために汗をかく義務があります。ただ、「それにひたすら乗っかる」ような雰囲気を感じちゃうと、ちょっと引いちゃいますよね。。。
僕が考え違いをしてるのかな?🤔
でも僕は、「僕のできること」をまずやる。それしかありません。
それでは、また次回お会いしましょう!
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