【書評】反アベノミクスという病

書評

昨日、今日と珍しく残業。

挙げ句の果てに通勤路線が夕方の人身事故で乱れまくり。ホームに人だかりができているので、諦めて駅構内でちょっくら飲んで帰ることに。

飲みながら書いてるので、短文・乱文、ご容赦ください🙇

鉄板の日本酒。
鶏肝やばい。
締めは焼きそば。

さて、最近ハマっている高橋洋一さんの著書である、

反アベノミクスという病

を読み終えたので、書評を書いてみたいと思います。

・・・と言っても、こんな著書に対して僕なんかが「書評」するのは烏滸(おこ)がましく、まぁ「読後の感想」くらいのイメージで読んでいただければ幸いです💀。

本書では主に、

  • アベノミクスとはなんだったのか?
  • アベノミクスはどう評価されていたのか?
  • アベノミクス後の日本はどうなっていくのか?

と言った内容が書き連ねられています。

本書の内容が「正しい」という立場に立てば、安倍元総理が亡くなり、現在の為政者たちによる政策が実現されれば、

「日本はヤバイ」

の一言しか出てきません。

アベノミクスの「3本の矢」と言われる、

  • 金融政策
  • 財政政策
  • 成長戦略

はそれぞれ、雇用対策+民間需要喚起、公的需要喚起、成長(そのまま)を表していて、特に前の2つはマクロ経済の観点でも正しく、推進されるべき政策なんだとか。

そんな「理屈上は正しい」政策が、なぜ為政者が代わるだけで反故にされるのか?一般論として言うならば、

  • その政策によって既得権を侵害される人・組織がある
  • その政策によって人・組織の存在意義が脅かされる

と言うことなんでしょう。

正直、本書を読んだ限り、僕は「なんでこんな理にかなった政策を継続しないんだろう」と不思議でなりません。でも、正しいことだけが認められたり、持て囃されたりするのなら、そんな「簡単」な世の中はありません

色んな利害関係なり、考えを持った人が「混在」する社会の中で、「どの方向に進むべきか」を議論したら、厳密には人の数だけ「その方向」が出てくるのでしょう。

もちろん日本は民主主義の国なので、政党や議員の数まで自動的に絞り込まれるのですが、原理的には↑に書いた通りだと思います。

なので、自分が望んでいない方向に世の中が進んでいくことは往々にしてあり得るし、政治に関して言うと「選挙の結果」が政策に色濃く反映されるので、受け入れざるを得ないのでしょう。

・・・てな感じで「理屈では」理解できるのですが、感情面では「納得しづらい」と感じることが最近多いです。

「なんでみんなもっと本とか読まへんのやろ」

「なんでみんなもっと色んなことに興味を持ったり、自分で考えようとせえへんのやろ」

こう言うと「上から目線」に取られかねません。「自分はやってるのに」という自負が見え隠れするから。

けど、僕は少なくとも「テレビ・ニュースでの報道」と、「本書」を読んで2つの情報」を比較し、「こっち(本書)の方が理屈を伴っているので正しそう」と判断しています

やはり、なんでも「一面」だけを見て判断しては行けないと思います。

まぁ、難しいですけどね。

それでは、また次回お会いしましょう!

このブログの管理人
KoTa

生まれも育ちも関西の40代男性会社員。
妻、子ども2人(女の子)、犬(メスの豆柴)の5人家族。
家族にも仕事にも恵まれ、人並み以上の生活を送って来ましたが、人生も後半に差し掛かり、残りもとことん楽しみ尽くすべく日々過ごす様子をブログに綴っていきます。
趣味はゴルフの練習(レッスン含めて週2〜3回)と家計管理(予算通りに家計管理できることに快感を覚える)。
最後の晩餐は関西とんこつラーメンの雄「無鉄砲」。20年以上通っています。
資産運用にも精を出し、一応いわゆる「アッパーマス層」。

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関西在住中年の人生後半満喫記

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