ホント、中身もオチもない話なのですが・・・。
大阪府内の某所にある、父親の実家。
年明け以降に「建て替え」になると言うことで、外から眺めるだけにはなりますが、最後に拝んできました。
僕が物心ついて以降、その家には父方の祖母と伯父(父親の兄・長兄)家族が住んでいたのですが、数年前に祖母は他界。伯父も昨年に亡くなりました。
今は伯母のみがその家に住んでいるのですが、おそらく長女一家(僕のいとこ)が一緒に住むことを前提に、建て替えると言うことでしょう。
小さい頃から親戚の集まりやら色々な理由で入り浸っていた家がなくなるのは、やっぱり寂しいですね。
僕が生まれた産婦人科は、その家から徒歩1分のところ。生まれたばかりの僕の写真がその家で撮られてるのもたくさんあります。
そういう意味で、かなり思い入れのある家です。
何なら、僕の弟は大学時代、「通うのが少し楽」という理由で一時期「居候」してましたしね。
何が言いたいか・・・
以前にも記事にしたことがありますが、物事は変わっていないように見えても、少しずつ「移ろっていく」という当たり前のことです。
いくら自分がそれを気に入ってても、その環境・置かれている状況が大好きだったとしても、それをずっとそのままで留めておくことは、誰にもできないわけです。
これは翻って、自分に対しても言えます。
気持ちは若い頃のままでも(!)、体は日々衰えていきます。
そして、段々「あれができない」「以前はこんなに得意やったのに」と言うのが増えてきて、気がつくともう「身動きが取れない」状態になってしまってるのでしょう。
だから、どんなことでも、まずは「今その時」を大事にしましょう。決して「刹那的に生きる」と言うことではなくて。
先への「備え」も必要だけど、備えた「将来」が保証されてるわけではありません。
ファイナンスの世界でも、「今、目の前にある100円と、10年後の100円では、前者の方が価値が高い」。それと同じです(適当な例かは分かりませんが・・・)。
僕にできることは、目の前にいる家族(妻・子・親・兄弟)を大事にすることですね。
晩御飯を準備する時間がなくなり、近所の町中華を頬張りながら、そんなことを考えた週末なのでした。
それでは、また次回お会いしましょう!
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