昨日(火曜日)の若手社員との面談、昼休みにネットで出会ったとある記事を見て、「やっと日本社会も適正化しつつある・・・」と心底思ったので、記事にしてみました。
愛社精神なんか不要
このテーマについては、以前記事にしたことがありました↓。
今回、部下の若手社員(20代)との面談の中でも、この話になりました。。。
その若手、そもそも「愛社精神って何?」と言う感覚だとか。
例えば給料が上がったり、福利厚生が良くなったりしたら、「もうちょっとこの会社で頑張ってみようかな?」という気持ちは湧くものの、「会社へのロイヤリティ≒愛社精神が増す」かと言うと、それは違うらしい。
「いや、全くその通り」と心の中で膝を打ちました。
会社と社員の関係って、フェア/対等であるべきです。両者の間にあるのは、
- 雇用契約
- お互いに合意した「労働条件(勤務時間、勤務体系、給与等)」
のみのはずなんです。なので、一方が相手方に対して「愛着があります」「忠誠を誓います」なんてこと、あり得ますか?👀。けど、巷で言われるのは、
「社員に愛社精神を持たせるにはどうしたらいいか?」
的な話。僕に言わせれば、「そもそもそれ、必要なの?」って感じです。
今の年寄りにすると「若者の考えることはわからん」なのでしょうが、僕には会社と社員の関係が「適正・フェアなもの」に近づきつつあるようにしか見えません。
働く側も会社を選びます
昼休み、こんな記事に出会いました。
全国各地でコストコ「高時給求人の衝撃広がる」 群馬の経営者は「時給1500円は無理」と嘆息
記事の中で、群馬県の地元小売業経営者の方の、
「自分たちはそんな時給を提示できないので、人が取れない」
的なコメントがありました。
正直・・・このコメントには「違和感を」覚えましたね〜。
「ん?人が必要なんですよね?」
「じゃあもっといい時給を提示しないんですか?」
「時給で太刀打ちできないなら、労働条件で魅力を出すとかしないんですか?」
僕が思う「普通の感覚の持ち主」なら、そう考えないのかな?と思わずにはいられません。そんなところにも、
- 雇う側が偉い
- 自分たちが提示できる条件で、苦労なく人は集まってくる
という、「会社>社員」の意識が根底にあると思わざるを得ません。
いやいや、会社と社員(バイトも含む)は本来「フェアな関係」ですよ。会社(雇う側)も「選んでもらう」対象だということを忘れてはいけません。
外圧(コストコ)がきっかけではありますが、「世の中(日本社会)は適正化しつつある」と強く感じました。
別に、自分に自信があってこんなことを書いてるわけではありません。
会社に「要らない」と言われないように努力してきたつもりだし、今後もちゃんと成果出します。けど、あくまで会社とは「対等」という意識を忘れた瞬間、「社畜」への道を歩んでしまいそうな気がして怖い。
うん、頑張ろ(ほどほどに)。
それでは、また次回お会いしましょう!
コメント