先日、こんな記事を見つけました。
北京五輪で痛恨の落球…「死にたい」と漏らしていたG.G.佐藤に亡くなる直前の野村監督がかけた言葉
G.G.佐藤さんと言えば、西武ライオンズ等で活躍された元プロ野球選手で、結構有名な方です。
ちなみに、この方のエピソードで特に有名なものと言えば・・・そう、2008年北京五輪での「世紀の落球」ですよね。
僕も覚えてます。
昔の五輪野球って「アマチュアの舞台」だったんですが、シドニー五輪くらいからプロ野球選手を派遣し始めて、北京五輪の頃には、国として「本気」で金メダルを目指すようになってた時代です。
そんな五輪の舞台の準決勝、3位決定戦で佐藤さんは「失点に絡む痛恨のエラー」をしてしまうんです。特に準決勝のエラーは「世紀の落球」として今も語り継がれています。ご本人にとっては不名誉かもしれませんが・・・。
詳細は記事をご覧いただければと思いますが、割と最近までその事を引きずっていたとのこと。
ただ、故野村克也監督亡くなる直前にテレビ番組で共演された際、↓の言葉をかけられて佐藤さんは救われたそうです。
「エラーしたお前の勝ちや。北京オリンピックに出たメンバーで、誰が世の中の人の記憶に残っている?お前と星野の二人だけや。名を残したお前の勝ちや……」
この言葉、僕の心にも稲妻が走りましたね。。。
レベルは全く「段違い」ではありますが、実は僕も同じような経験をしてます。
高校では硬式野球部に所属してた僕。中々レギュラーを取れないまま、結局初の公式戦出場となったのは高校3年生の夏の大会。そんな晴れの舞台で、僕は試合の趨勢をほぼ決めてしまう「エラー」を犯してしまいました。
結局試合は大敗。僕ら3年生はそのまま引退することに。
当時は辛かったですねぇ。。。同級生の「甲子園出場の夢」を絶ってしまったわけですから。先輩からもエラーした時の「動き」を弄られて、ホント辛かった。
今でこそ同級生からその事について弄られても笑って受け流せますが、当時は全く気持ちの切り替えが出来ませんでした。
けど・・・ノムさんの言うとおり、20年以上前のその試合のことで、同級生の記憶に残っている場面は?と聞いたら、「僕のエラー」を挙げる人、結構たくさんいるんじゃないですかね👀。
同級生には怒られるけど、「僕の勝ち」です👅。
今まで、「人の記憶に残る」ことの価値について、あまり真剣に考えたことがありませんでした。
将来、僕がこの世からいなくなった後、家族、親戚、友人、知人から、「あいつ、こんな奴だったよな」「こんなバカなこと言ってたよね」とか言う「思い出話」に花を咲かせてもらえるような「人生」を歩んで行けたらいいですね。
じゃあどうすればいいか?まだよくわかりません。
けど、たまには改まって「生き様」を考えるのもいいですね。
皆さんもぜひ読んでみてください。
それでは、また次回お会いしましょう!
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