「体が資本」とは上手いこと言ったもんです。
以前読んだ橘玲さんの本でも紹介されてましたが、資本といえば、
- 人的資本・・・自分の「頭」「体」(それらを使ってお金を稼ぎ出す)
- 社会資本・・・家族、友人や同僚等、社会的なつながり(直接収入につながるかは分かりませんが・・・)
- 金融資本・・・株や債券等(収益不動産もこれに入るのかな?)
に分類され、人間が生まれた時点でまず最初に持ち合わせているのが「人的資本」です。名著「バビロンの大富豪」でも、「自分こそを最大の資本とせよ」とある通り、最も重要な資本です。
昨日、在籍中に大変お世話になった会社のOBの方の訃報が入りました。
正確な年齢は存じ上げませんが、引退してほとんど時間が経ってないので、70歳手前でお亡くなりになったと思います。日本人の平均年齢に遠く及ばずにこの世を去られて、流石に早すぎます。
自分が歳をとったと言うのもありますが、ここ数年、親族を中心に不幸ごとが続いていますが、↑のOBの方と同様に、僕の父方の伯父2人も、70歳代で癌を患い、あっという間に亡くなりました。ちなみに、僕の父も数年前に癌をになりました(幸い完治)。
サンプル数は極めて限られますが、↑の方々に共通するのは、
- タバコ
- 酒(伯父の1人は全く下戸でしたが)
だと思ってます。所謂「体に悪いと言われる嗜好品」を愛していたということ。
人生を彩る上で、「好きなこと」「どうしてもやりたいこと」は欠かせません。例えば僕の場合、
- 美味しいものを食べる
- 旅行に行く
とかができなくなったら、人生の魅力はかなり下がってしまいます(ゼロにはなりませんが)。
それが一般的には「健康を害する」ものであったとしても、好きなんだから仕方ないです。それらを一切否定する人生は、楽しさに欠けます。
ただ、それでも、「体が資本」なんですよね。お金を稼ぐだけではなくて、
- 充実感や達成感を得る
- 思い出を作る
とか言う「(お金以外で)人生を通じて得たいもの」も「体」という資本がなければ得られないのです。
社会資本は、人間関係が破綻したり、社会的地位を失っても、またイチから構築することが可能です。金融資本も、「一文無しになろうが」「自己破産しようが」本人にその気があれば何度でもやり直せます。
けど、人的資本は、一度失ったら取り返せません。誰かに「僕の代わりに●んでください」と言っても叶わないわけです。
そう言う意味で、人的資本は「最も重要」かつ「最も取り返しのつかない」資本なわけです。
色んな記事でも書いてますが、やはりバランスが大事なんでしょうね。
「嗜好」「快楽」に偏りすぎてはダメ。かと言って「資本の維持」のために人生捧げるのも味気ない。
人生で何を重視するかによって選択は人それぞれですが、僕は欲張りなので「両獲り」出来るよう、最良のバランスを追求し続けます💪。
それでは、また次回お会いしましょう!
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