今週火曜日の夕食中のこと。
おもむろに、長女・次女から「話がある」とな。
はて・・・なんやろ😧。
アルバイト
2人からの申し出は、
「お手伝いをする都度、お小遣いを加算して欲しい」
というもの。
元々我が家は、長女・次女に月500円のお小遣いを定額で渡しています。
僕が子どもの頃は、小学校1年生で100円、2年生で200円、・・・6年生で600円、と言う感じやったので、特に次女に関して言うと「我ながら太っ腹」と思ってました。
ただ、貪欲な2人は、
「しっかりお手伝いするのでお小遣いを稼ぎたい✊」
と言うので、細かい制度設計は追ってするとして、妻と相談の上、その意欲を買って「わかった」と快諾することに。
この話はこれで終わり。
ただ、僕としては「いい機会」なので、お金と付き合う上で大事(だと僕が思う)なことを2人に伝えようと、↓のような話をしました。
世の中には2種類の人間しかいない
「あのな、世の中には2種類の人間しかおらんねん。1つ目の種類は、
『お仕事をしてお金をもらう人』
や。今2人がお父さんたちに言ってきた話はこれやな。
お父さんも会社で仕事をして、お給料をもらって帰ってくるから、同じやわ。世の中のたくさんの人が、この種類の人やねん。
でもな、世の中にはもう1種類、別の人がおるねん。
それはな、
『最初にお金を出して、他の人に一生懸命働いてもらって、最初に払ったお金よりウンとたくさんのお金を受け取る人』
っていうのがいるねん。お父さんは、これになるために色々頑張ってるねん。」
こんな感じの話です。
これを聞いた次女は、「⚫️⚫️(次女の名前)は働いてお金もらいたい!」とのこと。
ウン、それでいいと思う。
どちら側の人間になってほしいか?
個人的に、労働が尊いとは思いません。
「働かざるもの食うべからず」と言いますが、世間一般で言われるところの「カチッとした仕事」をしていなくても、何かしらの方法でお金を得ているのであれば(犯罪とか非道徳的な行為は論外)、全く問題ない。
ただ、上で言うところの2つ目の種類の人間(=使用者・資本家)になる前のステップとして、「1つ目の種類の人(=労働者)がどんな仕事をしてて、どんな気持ちで働いているのか」を知るのはすごく大事だと思います。
決して見下しているわけではありません。
現に僕も今、バリバリの「労働者」なので。
要は、世の中「お金さえあればいい」のではなく、労働で支えてくれる人がいるから成り立っていることを知っておいてほしい。そう言う意図です。
ただ、最終的には、僕も、子どもたちも、「資本家側」になりたいし、なってほしい。そして、多くの選択肢の中から自由に好きなものを選べる、主体的で充実した人生を送ってほしい。
「お金に働いてもらって、浮いてくる時間を使って人生を満喫してほしい」
これに尽きます。
この話を全て理解するのに2人ともまだ小さすぎますが、機会を見て、何度も教えていこうと思います。
それでは、また次回お会いしましょう!
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