ゴールデンウィーク中、某地方都市で働く弟が帰省してきたとのことで、両親、僕の家族、弟で揃って食事をすることに。酒も入ってきて、話は中々面白い展開に。。。
異動という名の「左遷」
実は弟、この3月まで首都圏に勤めていたのですが、新年度から現在の地方都市に赴任することに。
この手の異動の場合、通例では赴任先で役職が一つ「上がる」らしいのですが、弟の場合は役職そのままか、見方によっては下がっているとのこと。かつ地方都市なので「都落ち」感も。首都圏で会社の中枢(?)にいた身としては、ちょっとショックだったんですかね。
このことを捉えて、弟が発した言葉は、
「左遷や😭」
本人的には、会社に対してそれなりに貢献してきたという自負もあるのでしょうし、それを踏まえて本人が受けた印象なので、ひょっとしたらそう言った面はあるのかもしれません。
「会社は俺を辞めさせようとしている😭それなら辞めてやろうか😭」とまで。
まぁまぁ、落ち着けよ。。
別にええやん
しかしながら、父親と僕の見解は一致。
「左遷かどうかはわからん。けどええやん。」
理由は次のとおり。
①地方の中核都市勤務であること
まず、勤務場所は地方の中核都市であり、会社にとってはそれなりに重要な商圏を任されていると考えられるから。
組織は冷徹です。辞めさせるつもりなら、とことんやります。例えば人里離れた山の中のオフィスで1人勤務させるとか、全く商圏のない遠隔地に飛ばすとか。会社の怖さをコレまで何度も見てきた自分としては、今、弟が与えられている境遇にそこまでの会社の「覚悟」は感じられません。
②待遇
地方とは言え中核都市において、主要駅から徒歩2分程度のところにある、会社の借り上げの家(超優良物件)に超低価格で住めているんです。
福利厚生が悉く削られてきた会社に勤める僕からすれば、天国のような待遇。コレだけで、今より給料が4〜5万円程度多くもらえているのと同じ意味ですよ?
贅沢言うな👁
仕事はお金を稼ぐための手段
弟からすれば、父と僕が言っていることは腹落ちしないかもしれません。ただ、父と僕が上記のようなことを言った背景には、
「仕事はお金を稼ぐ手段。お金さえ稼げれば贅沢は言わない。」
という考えがあるからだと思います。コレについての僕の考えは、以前の記事にも書いた通りです。
今回の異動、弟が言う通り「左遷」かもしれません。
けど、飯を食っていけるだけの環境は会社が引き続き提供してくれている。弟ができるのは、それに全力で応えることのみ。
それに、考え方によっては、厳しいビジネス環境の首都圏よりは、腰を据えて仕事ができるかもしれません。また、環境は首都圏と比べると整っていないかもしれないけど、その分自分で色々なことをする中で、様々な経験・知識を獲得する機会になるかもしれません。
物は考えようです。
左遷。決して響きのいい言葉ではありませんが、それをプラスにするかマイナスにするかは自分次第です。がんばれ、弟よ。
それでは、また次回お会いしましょう!
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