常連は何を望んでいるか?

人生・考え方

先週の土曜日は昼から散髪。

なんか髪の毛切りに出かけるのって億劫なんですよね。結局、前回切ってからおよそ2ヶ月経過していたので、流石に断念。めんどくさ。

行きつけの理容室

普段通っている理容室。家から徒歩で5分ほどのところ。

高校生の頃からずーーっと同じところに通ってます。かれこれ20年以上?そんな経ったんや、こわっ😂その間、スタイリストさんの交代はあったものの、歴代でお世話になったのは3〜4人位なんで、それぞれの方に長く切ってもらってます✂️。ありがたや〜。

その理容室、頑なにキャッシュレス💳の導入をして来なかったのですが、最近ついに導入。その勢いでホットペッパービューティーの予約機能も導入とのこと。

今回初めてネット予約して、いざGO✊

初めてのスタイリスト・・・

さて、入店して案内されると、待ち受けるのはお目にかかったことのない女性のスタイリストの方。「新入りの方かな?」。一抹の不安。。。

カット前のシャンプーを終え、

スタイリストさん👩:「今日はどうしましょうか?」

僕👨:「伸びた分だけ切ってください」

普段から僕のオーダーはこんな感じ。20年以上通ってるので、いちいち「あーしてください」「こうしてください」なんて言わなくても、思った髪型の出来上がり。常連ですからね♪

さて、カット開始。

チョキチョキチョキ✂️

いつもと違う切り方。大丈夫かな?🫤

ただ、スタイリストの方によって切り方とか流儀とかあるかもしれんし、まぁ、最終的にちゃんと思った髪型になれば何の問題もなし。

チョキチョキチョキ✂️

うんうん、大丈夫かな。いつもすきバサミとか使ってやってくれるんやけど、その気配もないなぁ。。。

チョキチョキチョキ✂️

普段ならサイドのボリューム、もっと減らしてくれるんやけどなぁ。。。

ブイーーーーン。

ん?んん??

裾の細かな毛をバリカンで整え出した・・・いや、まだゴールには程遠い僕の頭なんですけど・・・。

悪い予感が的中

スタイリストさん👩:「こんな感じで切らせてもらいましたー」

僕👨:「えっ??いつもこんな感じじゃないんですけど・・・汗」

スタイリストさん👩:「でも伸びた分っておっしゃったので。2ヶ月だと大体2センチくらいなんで、こんなもんやと思いますよ?」

僕👨:「いや、でもいつもと違うんですけど・・・サイドも普段はもっと短いですし・・・」

スタイリストさん👩:「そう言われましても・・・多分お客さんの髪の生え方だと、サイドをもっと短くしたら横に張り出しますよ?」

僕👨:「・・・・」

常連は何を求めているか?

こんなやりとりをしていたら、慌てて店長が飛んできて、修正の指示をスタイリストさんにしてくれました。助かった😓

けど、改めてわかりました。なぜ自分が「ずーっと同じ美容室に通い続けているか」が。

理容室や美容室を選ぶ基準って、例えば

  • スタイリストとの相性(性別、年齢、会話が弾む等)
  • お店の雰囲気(内装、客層等)
  • 値段
  • 家からの距離

とか色々あると思うんですけど、改めて気付かされました。

僕がこの店を使い続ける理由は、「自分のことを理解し尽くしてくれているから」だと言うことを。どうやら、さっき挙げたような理由って、全く考慮していないようです。

さっきのやりとりをしている間、僕の頭の中は「あかん、お店変えよ・・・」。20年以上通い続けた自分がそんなことを考えるなんて、自分でもびっくり。

逆に言うと、提供するサービスの常連になってもらおうと思ったら、「サービスの質をあげる」という路線以外にも、「お客さんのニーズを理解し尽くす」「他の人にはわからないような痒いところの手が届く」と言う路線もあるな、と考えさせられました。これって、必ずしもサービスの絶対的な質が高くなくても、成り立ちますよね。

いや、なかなか勉強になった。。。ちなみに、最終的に思ってた髪型になったので、当然お店は変えません👅

それでは、また次回お会いしましょう!

このブログの管理人
KoTa

生まれも育ちも関西の40代男性会社員。
妻、子ども2人(女の子)、犬(メスの豆柴)の5人家族。
家族にも仕事にも恵まれ、人並み以上の生活を送って来ましたが、人生も後半に差し掛かり、残りもとことん楽しみ尽くすべく日々過ごす様子をブログに綴っていきます。
趣味はゴルフの練習(レッスン含めて週2〜3回)と家計管理(予算通りに家計管理できることに快感を覚える)。
最後の晩餐は関西とんこつラーメンの雄「無鉄砲」。20年以上通っています。
資産運用にも精を出し、一応いわゆる「アッパーマス層」。

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関西在住中年の人生後半満喫記

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