東京に住む友人から受けた刺激

先週末、東京に一人で旅行に行き、東京在住の友人2人から大いに刺激を受けたことについて、昨日の記事に簡単に記載しましたが、「備忘」のために、もう少し詳しく書き連ねます。

刺激を受けた言葉①:この10年が職業人としての「勝負の期間

趣旨は昨日の記事にも書きましたが、

『今の会社でとことん出世を目指すにしても、会社の中の「傍流」で自分のやりたい仕事をとことんやるにしても、あるいは外の世界に飛び込むにしても、これからの「10年間」の選択や頑張りで、職業人として残りの時間をどう過ごせるかが決まる。逆に言うと、それ以降は変わりようがない。』

というもの。

何が刺激になったって、自分の感覚では

40代(前半)って、会社人生でいうとまだ「半分以上」残っている

なんてこと思っていた中で、「大勢を決めるにはあと10年しかない」って言われた瞬間に、急に焦りが出てきたこと。

「えっ?そんだけしかないの?」

そんな感覚です。

自分のことを決して「若い」と思っていたわけではないです。ただ、「あと10年」は短い・・・。

「このままでいいのか?」

「自分には本当に他の道はないのか?」

普段からぼんやりと考えるテーマではありますが、難しい話だし、何となく結論を出すことを「避けて」ました。これは、そんなことも言ってられへんぞ・・・😧。

刺激を受けた言葉②:自分が楽しむ前に「利他」を

友人が勤めている公的機関、最近若手社員がよく辞めるそうです。そんな彼ら・彼女らを見て友人は「決して幸せそうではない」と言うんです。

なぜか?

彼ら/彼女らは「仕事が楽しくない」という「自分本位」の理由で去っていく。でも、仕事というのは、その向こうにいる「誰か」の役に立っていることに、本当の意義がある。今の仕事を離れて他の職業につき、自分は「満足」できるかもしれないけど、仕事本来の意義を考えると、それは本当に「幸せ」だろうか?

友人の考えは↑のような感じです。

これ、友人に後に「反論」したんですが、若手の子たちの気持ち、僕はよくわかるんです。

だって・・・公的機関の場合は国民・都民・区民なんかが「仕事の客体」になりますが、民間企業で言うところの「お客様」を含め、「誰かを幸せにしようと思ったら、サービスを提供している側が幸せでないと無理なんじゃないの?」

これは僕の持論です。

「お客様に喜んでもらうためなら、命を削って仕事します。」

いやいや、そんなわけないし。友人の主張はそこまで極端なケースを想定しているわけではないと思いますが、そこまで「利他」を意識している友人に、結構リスペクトが湧きました

自分はどうか?

もう少しよく考えたいと思います。

刺激を受けた言葉③:最後は「社会貢献」

これは、医療系のスタートアップに関与しているもう一人の友人が口にした言葉。

彼、元々「医者」なのですが、今はそのスタートアップに軸足を移している模様。「働く」ということの根源的な理由は「生きていくためのお金を稼ぐことである」と信じる僕は、「やっぱ仕事をする理由はお金ではないの?」と試しに聞いてみたところ、

「お金ちゃうで。最後は社会貢献できるかどうかやわ。」

との一言。

これ、かなり衝撃でした。

もちろん、この友人が生活に困っているなんてことは、まずありません。医者って、1日「バイト」するだけでも、サラリーマンでは考えられないような「バイト代」を手にします。

だから、「生活ができるかどうか?」なんていうレベルは余裕で超越しているんだけど、キャリアの最終目標に「社会貢献」を掲げるって・・・前回の記事でも書きましたが、自分のことが「恥ずかしく」なりました

翻って自分は、

  • 今の会社でバリバリキャリアを築いていくという「意欲の火」が消えかけている
  • 家族との時間を最優先にする
  • 生活に困らないように、資産運用に勤しんでいる

という状況。

さっきの話と同様、「自分の生活基盤がおぼつかないようでは、社会貢献なんかできるわけない」のは事実だと思っていますが、じゃあその先の「社会貢献」に自分の意識は少しでも向いていたか?

答えは、間違いなく「ノー」です。恥ずかしいけど、言い切れます。

自分、それなりに高学歴なんです。仕事の能力も「全くない」かといえば、そんなことはないと思っています。そういう「恵まれた」能力を神様から授けてもらった中で、本当に自分のことだけを考えてキャリアを過ごしていいのか?

人の目を気にする必要はないし、「自分はどんな人生を過ごしたいか?」に関するうちなる声の正直になるべきだとは思うのですが・・・割と近いところでそんな「高い目線」で仕事されたら、嫉妬してまうやんか・・・。

じゃあ、自分には「どんな社会貢献ができるんだろう?」について、ちょっと考えたいと思います。

会社に勤め、会社の顧客にサービスを提供することも立派な「社会貢献」ではありますが、それなりに能力を授けてもらった自分にしかできない「社会貢献」ってなんやろ?

ものすごい「宿題」です。次会う時までに、もっと自分を成長させるぞー✊

ということで、出口治明さんがおっしゃっている通り、「旅」をして、「人」に会うことで見事に「刺激」を貰ってきましたよ👀。

お勧めです😆。

それでは、また次回お会いしましょう!

このブログの管理人
KoTa

生まれも育ちも関西の40代男性会社員。
妻、子ども2人(女の子)、犬(メスの豆柴)の5人家族。
家族にも仕事にも恵まれ、人並み以上の生活を送って来ましたが、人生も後半に差し掛かり、残りもとことん楽しみ尽くすべく日々過ごす様子をブログに綴っていきます。
趣味はゴルフの練習(レッスン含めて週2〜3回)と家計管理(予算通りに家計管理できることに快感を覚える)。
最後の晩餐は関西とんこつラーメンの雄「無鉄砲」。20年以上通っています。
資産運用にも精を出し、一応いわゆる「アッパーマス層」。

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