家族の帰省に伴う独身生活最終日。行ってきましたよ・・・あの店に。
そう、永和すし富。
かつて東大阪・布施で70年弱愛されたお寿司の名店。僕は物心つくかつかない頃から、お寿司といえば「すし富」です。
永和駅から徒歩1分のところにあるのですが、永和駅がそもそも「各駅停車」しか停まらない駅なので、正直、布施の頃と比べてアクセスが落ちたのは事実。
でも・・・やっぱり食べたくなります。
ということで、夕方6時頃にお邪魔したところ、カウンターはほぼほぼ埋まっていて、テーブルも3つのうち2つが埋まっている状態。
そんな中、一人で入店。
現在のお店を営んでいる大将は、布施の頃からずっと働いている方で、僕の顔を見て「おぉ、毎度」てな感じ。覚えててくれて、嬉しいじゃないですか。
生中を少し流し込んで、まずいただいたのは、「造り盛り合わせ(3000円)」。
布施にあった頃は僕の両親とよく訪れたのですが、まず頼むのはこれ。
中トロ。
柔らかいだけじゃなくて、ちゃんとマグロの味がするんです。これは美味い。やはり刺身の王様。
平目。
味は淡白なんだけど、噛みごたえがなんとも言えない。いくらでも食べれる。
鯛。
皮側にしっかり焦げ目をつけてくれて、香ばしい中にも鯛の味がする。うまし。
鱧。
もちもちと弾力のある噛みごたえに、梅肉がナイスアクセント。夏ですね。
そして、鳥貝。
僕、この店以外で鳥貝って食べたことないんですが、ここの鳥貝は噛めば噛むほど甘味が出てくる。見てくれはあんまり良くないけど、「貝の大関」ってところですかね。(横綱は帆立)
マヂでこれだけでお酒何杯でも飲めます。
ただ、そうはいうものの、せっかくすし富にきたので、当然握りもいただきます。
まずは、はまち(400円)。
ここのはまち、分厚くて、弾力があって、ほんまにうまいんです。
続いて、大エビ(800円)。
ここのエビ、丸々一匹でご飯を巻いて、それをチョキチョキ切るという独特の出し方。「あ〜、エビ食ってるわ〜」と実感できる一皿。
握り三皿目は、穴子(500円)。
ここの穴子、日本人全員に食べてほしい。柔らかさは半端じゃありません。穴子に関しては、この寿司屋を超えるお店はありません。おそらく今後も現れないでしょう。
そして、締めの一皿は、やっぱりマグロ(500円)。
ここのマグロ、造りと同様、「味」があります。しかも、二貫のうち一貫は「どう考えても中トロやろ」ってやつを混ぜてくれるんです。庶民に優しすぎ。
いやはや、これだけ堪能して、7500円はお値打ち。ぜひお試しあれ。
それでは、また次回お会いしましょう!
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