みなさんは、それこそ寝食を忘れるくらい没頭出来ること、ありますか?僕には、ありません。それが最近悩みなのです。
小学生の頃は、友達と放課後に野球をしたり、当時割と新しかった『スーパーファミコン』をやり込んだりしましたが、『侵食を忘れるほど』ではありませんでした。
中学高校は、部活(野球)と勉強で可処分時間をほぼ使い切ったので、そもそも没頭することがありませんでした。
大学では、プレステのソフトで流行っていたウイイレ(ウィニングイレブンというサッカーゲーム)にかなりハマるものの、これまた『侵食を忘れるほど』ではありませんでした。
社会人になってから、ゴルフは週3回以上練習場に行くし、家でもパターアプローチの練習をほぼ毎日しますが、『寝食を忘れて没頭』出来るほど体の強さがないので、やり過ぎるとどこかが痛くなります。
資産運用も、割安銘柄をスクリーニングで探すのが大好きですが、眠くなったら寝ます。
思い返すと、これまでの人生で『侵食を忘れるくらい没頭した』という経験がなかったことに改めて気づき、少々ショックを受けています。
なぜそんなことに悩むのか?
このブログでも色んな記事に書いてますが、サラリーマンをやり続けることにすごく疑問を持っています。経済的に豊かになりたいのももちろんですが、そもそも窮屈な『雇われの身』と言う立場から脱却したい。『高所得のサラリーマンだから』と言う理由だけで好き放題税金や社会保険料を課せられる立場から抜け出したい。
じゃあ何をやる?
と考えた時に、ビジネスアイデアってそんな簡単に見つかるものでもないのでしょうが、それ以前に、自分自身が『これ』と思ったものに寝食を忘れて没頭できるような人間でなければ、独立して事業をやっていくことなんて出来ないのでは?と考えるわけです。
自分でも、割と色んなことを『そつなくこなせる』と言う自覚はあります。昔はこれを『長所』だと思ってたのですが、最近はややコンプレックスになりつつあります。
『突き抜けてるレベルではないが、何でも出来る』と言うのは実は、『何もできない』と同じなのではないか、と。
下手に器用であることが、何かに『没頭する』と言う経験を遠ざけてきたのでしょうか?
はたまた、単に僕の性格ですかね?
とは言いつつ、立ち止まるわけには行きません。具体的にどうする?
とりあえず、少しでも興味を持ったものは選り好みせず『試しにやってみる』と言う姿勢で万事に臨むしかないのでしょうね。僕はもう40代ですが、老け込むにはまだまだ早いと思ってます。『どこかに僕が没頭できるものがある』『とてつもない適性を発揮する分野がある』と信じて、日々過ごしていきたいと思います。
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