仕事が苦手な部下
この4月から僕のチームに配属になったとある部下。ちょっと仕事が苦手。だから、彼ができる仕事を上司の僕が頭捻って考えないといけない。
マヂで?と思った方。真剣(マヂ)です👌ホンマ・・・優しい会社です👅
それは置いといて、彼のために考えて、温めておいた仕事。人によっては「雑用」なんですが、それでも数少ない「彼にでもできる仕事」。
ところが、先日その貴重な仕事(雑用)を、他の「優秀な部下」が、もろもろ調整・交渉して他の部署に振っちゃったんです。
普通、上司からしたら喜びますよね。
「サンキュー。部署としての雑用減って助かったわ」
くらいのもんです。けど・・・今回は事情が異なります。
「あいつにやらせる仕事なくなったやないかー😱」
元々僕が仕事作ってる時点でおかしかったんですけど(笑)、これで糸が切れました。
「あかん・・・俺、なんでこんな事で汗かいてきたんやろ。アホらし。」
自分の人生の貴重な時間を使って、「仕事の苦手な部下」の仕事を無理やりこしらえる。こんな仕事やってられん。
退職は踏みとどまりましたが(❗️)、「人のために仕事をする」のが耐えられなくなってきました。
じゃあ起業する?
起業すると、自分がやる仕事は「全て自分の収入につながる」。
つまり100%、自分のためにやる仕事。
「どうや、これやったらいいやろ。無駄にしか思えない時間の使い方はなくなる✊」
めでたし、めでたし・・・ん?ちょっと待てよ?
「仕事でお金もらう」って、誰かに価値を提供して、その対価としてもらうことやんな?100%自分のためにやる仕事で、お客さんはお金払ってくれるのかな?それに、元々の話も、「仕事の苦手は部下」に対しては「価値を提供(働き場を作る)」してるんやから、それはそれで立派な仕事では?
あれ?俺、誰のために仕事してんの?ん?ん?
あかん、なんかよくわからんようになってきた😱疲れた頭では、これが限界でした😂
顧客のために尽くしてこそ
程度の差こそあれ、同じような状況に出くわすことないですか?
僕の中に巻き起こった思考を改めて冷静に振り返ると、「顧客と直接関係ないことに忙殺される」ことで、上記のようなモチベーションの低下につながるんですね。
「この仕事、何の意味があるの?」
この状況になると要注意。自らの仕事に価値を感じることができなければ、いくら給料が高くても、モチベーションは続かないのでしょう。一方、給料は安くても、「顧客の役に立てた」と実感できる仕事は、案外文句を言いながらも続いたりしないですかね?
最近、うちの会社でも若手社員の離職が問題になってるのですが、こういったことを訴求すると、案外彼らを思いとどまらせる武器になるのかもしれません。ところで・・・
僕のことは誰が慰留してくれるんやろ?😂
それでは、また次回お会いしましょう!
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