先日のこと。
仕事でお世話になっている、小さな電気工事会社の社長さんとの面談。
その会社、社員は15人ほどで、電気の配線を収納する部品やら配線自体の延線、端末処理なんかもやれる会社。
あまり知らなかったのですが、結構手広く工事を請け負ってるそうで、うちの会社だけでなく、名前の通ったプラント企業から、聞いたことのないような小さな広告店の設備更新まで、頼まれた仕事は「いつでも」「何でも」引き受けておられるそうです。
面談の中で社長さんがずっと言っておられたのが、
- 社員には「良い仕事をしたら、また次の機会に仕事を絶対いただけるから、頑張れ」と口酸っぱく言ってます
- うちの社員はチームワークが最高。お互い信頼して、いざこざも無いし、楽しく仕事をしてくれてます。
- 労災は一度も起こしたことがありません。それが自慢です。
- どんな小さな仕事もやらせてもらってます。
てな感じ。
一通り話を聞いて、社長さんの「人柄の良さ」がすごい滲み出てたんですよね👀。
今はその社長さん、現場には全く出てなくて、基本は経営(人、お金の管理)に専念されているとのことですが、一緒に汗を流してなくても、社員はこの社長さんを慕って、気持ちよく仕事をしてるんだろうなぁ、と勝手に想像。
実はこの会社だけではなくて、この年末は他にも数社の社長さんとお会いしてるのですが、それぞれに「一家言」持っておられて、その信念に基づいた経営をしておられるように見えます。
中には僕より年下の社長さんもいらっしゃって、結構ビックリ🫢。
ここで告白します。
ホント失礼ながら、一応「大企業」に就職した自分は、こう言った「特に有名でもなく、小さな町の零細企業」を見下していた節が正直ありました。
変なエリート意識を持って、「大企業に入った自分は優秀」みたいな。
ただ・・・たとえ大企業であっても「中間管理職」として働いている自分と、先述の「零細企業の社長さん」であれば、どちらがビジネスパーソンとして優秀か・・・そりゃ後者でしょうƪ(˘⌣˘)ʃ。
彼らは、
- 配下の部下の「生活」を背負っています。
- 自分の会社をどんな人間で満たしたいか、常に考えています。
- 数百万円、数千万円の借入に関する判断を下したり、それを実際に返済してきました。
「大企業」の中間管理職の自分は、呑気なもんです。
- 部下の生活?それは会社が背負ってます。
- 配下の人間の選定?それは会社の中の全体最適で決まります。僕は口が出せません。
- 借入金?会社に聞いてくれ。
所詮、そんなもんです。
やっぱ、社長って、大企業だろうが零細企業だろうが、すごいんです😳。「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」と言う言葉がありますが、ホントその通り。
小さな会社でもいいから、どこかでチャレンジしてみたい欲が出てきました😳。
それでは、また次回お会いしましょう!
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