三女の散歩
うちの三女の散歩は朝、夕方、夜の3部構成。
平日は妻(朝・夕方)と僕(夜)で役割分担して実施。三女の健康のためには欠かすことができません。一方週末については、「朝の散歩を家族全員で行く」のが決まり。
これが幸せなんです。
犬を飼うのが生涯の夢だった妻は、三女の散歩の時は常にご機嫌。ほんとよかったね。
一方、長女と次女はダラダラダラダラ歩く。「行きたくなーい」「疲れたー」「足痛ーい」と不平不満のオンパレード。「●●ちゃん(三女)飼うって決めた時、一緒に散歩するって約束したやろ!」と叱咤激励しながら、なんとか付いて来させる。全く、たまには文句言わんと付いて来んかい。
三女は三女で、長女・次女が付いてくる時はなぜか先輩風を吹かせ、「ちゃんと付いて来てるか?」と後ろを振り返りながら歩く。相変わらず、可愛いなぁ。
普通のことにこそ幸せがある
他の人から見ると「何がそんなに幸せなんやろ」というようなごく普通のこと。でも、僕にとってはめちゃくちゃ幸せ。ありがたい。
僕は40代。人生後半に差し掛かり、健康な期間で言うと、あと30年もないかもしれない。やばいやばい。妻は僕より1つ年下。妻にしても僕と同じことが言えるし、お互い健康で楽しく過ごせる時間って、思っている以上に限られているのではと思います。
子ども達。徐々に年頃に近づいている長女と次女。果たしていつまで家族全員で「何をするわけでもない」三女の散歩をするのに付いてきてくれるんやろ。もっと言えば、妻はさておき、父親である僕と一緒に歩いてくれるのはいつまでやろ。いつか自立してウチを巣立っていく。ひょっとしたら素敵な人を見つけて結婚するかも。あぁ、行かないで。。
三女も、通常の犬の寿命でいくと、あと10年ちょっとするとお別れを意識しないといけない年齢になる。そうなったら、妻、立ち直れるかな。。
そんなことを考えると、何の変哲もない「家族とただ歩いて散歩するだけの時間」がめちゃくちゃ貴重。満喫しなければ!。
別にお金持ちになりたいとかないんです。毎日豪勢なご馳走が食べたいとかじゃないんです。大きな家に住みたいとか、そんな贅沢な話じゃないんです。
ただ、目の前にある極々平凡な生活を、大切な人と送りたい。それだけで幸せなんです。そんなことを思い直した、日曜日の朝なのでした。
それでは、また次回お会いしましょう!
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