人事にはメッセージが込められている?

この春、現在所属する会社の(かなり上のクラスの)上司が変わりました。前任と後任の方があまりにも対照的なのですが、親会社がこれだけ「ドラスティックな人事」をした理由はなんなんやろ?🤔

自分なりに考えたことを書き連ねてみました。

前任は「裁量」「ビジョン」「人情」の人

去年までそのポストに座っておられた方は、印象としては結構おおらかで、「やってみたらええやん」「おもしろそうやん」という言葉を頻繁に発しておられました。

また、「自分はこうしたい」という考えも頻繁に発信しておられました。もちろん、その考え方が直属の部下や全社的なものと一致せず、衝突するケースを何度か目にしてきましたが。。。

あと、退任の挨拶の時、「従業員の待遇改善に努めてきた」とおっしゃったのが印象的でした。「社員にとって良い職場」の定義は人によって違うかもしれないですが、経営者として一番いじるのが難しそう(リスクが高そう)な「収入」「待遇」の改善を自らの実績として挙げられました。「へー、こんな方いらっしゃるんやな」と思ったものです。

社員に寄り添うスタンスだったのでしょうね。

後任は「厳格な経営管理」の人

翻って後任の方は、一言でいうと「厳格な経営管理者」のイメージ。

収支管理にしても労務管理にしても、「きっちり」「きっちり」「きっちり」することを、部下に求めるし、自分にも課している

「管理」という言葉には結構幅があると思っていて、前任の方からも当然「管理すること」を求められてはいましたが、後任の方のそれは「レベチ」です。

色々指示、指導を受ける中で、「そうか、ここまでやらなあかんのか・・・」と衝撃を受けてます

どちらが優れてる?

では、どちらが優れた経営者なのか?

僕の答えは・・・「会社の状態・フェーズによる」です。

前任の方は、社員に「余裕しろ」を与え、モチベーションを高め、自ら考え行動することを求める。これは、社員や組織がある程度「成熟」している場合に良い結果を生むのではないでしょうか。経営者が方向性さえ示せば、勝手に組織が走り出していく。

正直、会社ってこの状態が「最高」と言えるんじゃないでしょうか。

翻って後任の方は、組織を「引き締める」ことをバンバンやっている。これは、放っておくと「会社が良い方向に進まないから」ではないですかね。幹部社員をバシバシ管理し、さらにその部下をビシビシ管理することを組織に植え付けることで、とにかく引き締める。

うちの会社、業績は決して悪くないものの、ひょっとしたら、「緩んでいる」と外(親会社など)から見られてたのかも知れませんね。

人事には会社のメッセージが込められている、なんて聞いたことがあります。それならば・・・今回の人事異動を契機に、自分たちがどう見られているかを自覚し、しかと受け止めねばなりません。

僕も去年度、決して手を抜いていたわけではないですが、この二ヶ月弱ですっかり気持ちが引き締まりました。よし、これからや✊・・・けど、ちょっと休ませてもらっていいかな?😂😂😂

それでは、また次回お会いしましょう!

このブログの管理人
KoTa

生まれも育ちも関西の40代男性会社員。
妻、子ども2人(女の子)、犬(メスの豆柴)の5人家族。
家族にも仕事にも恵まれ、人並み以上の生活を送って来ましたが、人生も後半に差し掛かり、残りもとことん楽しみ尽くすべく日々過ごす様子をブログに綴っていきます。
趣味はゴルフの練習(レッスン含めて週2〜3回)と家計管理(予算通りに家計管理できることに快感を覚える)。
最後の晩餐は関西とんこつラーメンの雄「無鉄砲」。20年以上通っています。
資産運用にも精を出し、一応いわゆる「アッパーマス層」。

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関西在住中年の人生後半満喫記

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